「閉じた箱」や「家型」の概念を生んだ坂本作品の原点とも言うべき「水無瀬の町家(設計:坂本一成)」。 その裏に、中庭を囲むように開いた「ANEEX」により、38年の時間が凝縮される。
設 計 | 坂本一成研究室 | |
建物概要 | 敷地面積 139.83㎡(42.3坪) / 建物延床面積 76.428㎡(23坪) | |
主な仕上 | 外壁:ジョリパット 内壁:シナベニア 床:ナラ | |
完成 | 2008年6月 |
坂本一成さんの代表作といえば、水無瀬の町家。
その「水無瀬の町家」の北側に、増築として建てられた別棟住宅が「ANEEX」です。
主屋とは独立しながらも、周囲の建物との関係でヴォリューム配置や動線、開口等が決定され
強い形式性が前面に表れず、曖昧な緊張関係が生み出されている。
(閉じた箱)であった主屋は中庭に面して開放され、更に別棟と結び付くことになった。
(カタログ)より